①まずは節約をしよう!
②会社の福利厚生や、国の税優遇策を活用する。
③コストの低いインデックスファンドを選び分散を図る。
④自分の決めた投資方法を守り、市場の値上がりや値下がりは気にしない。長期投資を心がける。
本書は、50年以上お金や経済について研究している、お金のプロ中のプロである「バートン・マルキール氏」 と 「チャールズ・エリス氏」の共著の本です。
バートン・マルキールは『ウォール街のランダム・ウォーカー』
チャールズ・エリスは『敗者のゲーム』
と言う、何十年と読み継がれている名著を書いています。
その二人の共著で「投資の入門書と言える、読みやすい本」だと調べたら出てきたので、読んでみました。
本書を読む前は、「投資」と言えば経済について勉強したり株価のチャートを見たりして、難しい物で特殊な人しかできないものだと思っていました。
しかし、本書に書いてあることは冒頭の結論で書いた通り「①節約し②優遇制度を利用し③低コスト、分散④長期運用しましょう!」とのことでした。
「えっ、景気のサイクルを勉強して株を安いときに買って高い時に売るとか…じゃないの?」とも思いましたが、逆にまったくの素人である自分にも心がければできるような内容でした。
まずは節約をしよう!
投資での利回りが「2%だ」「5%だ」と言っても、お金がないと始まらないので節約をして貯蓄をしましょう。
「72の法則」と言うものがある。
X(お金が2倍になる年数)×Y(リターンの年率)=72
例えば8%のリターンの商品があるとします。
X(お金が2倍になる年数)×8=72
X=72÷8
X=9
なので9年で2倍になります。
カードローンは絶対にやってはダメ!
カードローンとは高いと金利18%とか取られたりする借金のことで、上記の「72の法則」にあてはめると
X×18=72
X=72÷18
X=4
なんと4年で借金が2倍になります。そして次の4年でさらに倍になる。えっ!たった8年で借金が4倍に!
100万円借りたら8年後には、400万円!気づいたころにはヤバいことに…、だからこそ銀行は、この法則をわかっていない人たちにクレジットカードを広く配り、カードローンを使ってほしいのです。
[収入]-[支出]=[貯蓄]
上記のように収入より支出が下回っていれば貯蓄が出来るので、家計簿をつけて節約を心がけよう。
貯蓄をして「投資」にまわせる資金を作るのです。
会社の福利厚生や、国の税優遇策を活用する。
本書ではアメリカの例えで401kを出していたが、日本ではiDeCoやNISAを使いましょう。http://susunisa.com/first/
住宅ローン控除や、ふるさと納税も積極的に活用しましょう。
私は会社の社宅制度を活用し、家賃を抑えたりしています。
コストの低いインデックスファンドを選び分散を図る。
インデックスファンドとは、株式市場(債券市場もある)をすべて買う事。
個々の銘柄の株や債券、投資信託に投資するアクティブ運用と比べて、インデックスファンドはこの銘柄を買って損をしたとか、得をしたとか心配せずにすみ、時間もかからない。
何十年と運用しているプロでもインデックスファンドには経費の分勝てないと言うデータも出ているので、低コストのインデックスファンドで運用しましょう!
自分の決めた投資方法を守り、市場の値上がりや値下がりは気にしない。長期投資を心がける。
今後も投資家にとっては驚くことが続き、市場は上下を繰り返します。その時話題になっている銘柄やベストな成績の投信を追いかけても、下がれば慌てて投げ売り損をします。長期的に成功するためには、自分でできること、つまりコストを抑えること、そして、相場変動に気を取られず、自分で立てた投資方針をしっかり守っていくことです。
投資で長期的に成功するカギは以下の4点
- 分散投資
- リバランス
- ドル・コスト平均法
- インデックスファンド
忍耐力と継続こそが大事です。この投資の大原則に基づいて長期方針を立て、しっかりと実行していきましょう!
まとめ
本書を読む前は「投資」といえば、安いときに買って高いときに売ると言ったイメージでした。しかし本書では、節約、分散、継続と言ったことが丁寧に書かれており、投資は単純明快シンプルにするとのことでした。意識すればできることばかりなので、これなら株とかやったことのない私でも投資をすることができると感じました。
投資をするうえで一番大事なのは心理学とも言われています。現代はインターネットを開けば、インフルエンサーがこれから上がる株を予想したり、いろんな情報が飛び込んできます。ですが将来の予想は誰にもわかりません。そんな時は本書の内容を思い出し、基本を守っと行きたいと思いました。投資の基本が学べる良い本でした。
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